海運業向け業務アプリケーションパッケージ「TRANSシリーズ」の出荷を開始しました。

概要

「Oracle Application Server 10g」に対応し、
                 地方や海外拠点からでもインターネット環境で利用可能に


株式会社エイ・アイ・エス(本社:東京都文京区、代表取締役:大浦 博、以下エイ・アイ・エス)は海運業向け業務アプリケーション「TRANSシリーズ」をJAVAにより再構築し、日本オラクル社の「Oracle Application Server 10g」に対応して、地方や海外拠点からでもインターネットで業務アプリケーションを利用できるようになりましたので、お知らせいたします。「Oracle Application Server 10g」に対応した「TRANSシリーズ」は6月22日から出荷され、標準価格(税別)は178万円からです。
「TRANSシリーズ」は海運業界に特化した業務ソリューションパッケージであり、NVOCC(国際複合一貫輸送)業者や船舶代理店、船主などの基幹業務をサポートするシステムです。これらの業務システムは海運業会計システムとシームレスに連携が図れるようになっています。また海外でもご利用いただけるよう多通貨や多言語にも対応しております。
船主向け決算予測システムである「TRANS-Owner」は資金の借り入れから造船契約、貸船料、収入の計上、船費の計上、借入金の返済、船の減価償却・売船まで、船主会社の基幹業務を一貫してサポートします。船の建造には多額の資金が必要になるため、造船会社へ支払う造船料に対して、漏れなく資金調達ができているか確認できる資金繰り管理機能や10年先までの将来財務諸表(B/S、P/L、C/F)を出力できる決算予測機能があります。
船舶代理店向け船社精算システムである「TRANS-Agency」は、本船の入港から出港までの間に発生する港湾関連手続きやサービスなど、船社に対する立替金と代理店収入の精算業務をサポートします。
相殺対象の取引を選択するだけで簡単にStatement of Accountを作成でききますので営業部門の事務作業を軽減できます。
海運業会計システムである「TRANS-Account」には一般の会計システムにはない特徴的な機能を備えています。最大6種類まで任意に管理コード設定することが可能で、海運業であれば船別・航路別の運航損益や損益計算書を簡単に出力することができます。また海運業界で多く発生する立替金や預り金を伴う取引の顛末管理や債権と債務の相殺精算も容易に行うことができます。
さらに「TRANSシリーズ」は「Red Hat Linux」についても対応していきます。
<TRANSシリーズ稼動環境>
対応OS:Windows Server 2003 Standard Edition/
Enterprise Edition
Red Hat Linux
メモリ:2GB以上
HDD:2GB以上


エイ・アイ・エスについて

株式会社エイ・アイ・エスはAccounting Information Systemの頭文字であり、創業以来一貫して企業の会計システムの構築に係わるサービスを提供しております。近年海運業界に特化して会計システムを導入する中で、周辺の業務システムの構築にも携わるっております。
自社開発のパッケージ製品をベースに業界知識と会計業務に精通したコンサルタントが導入のご支援をいたします。
一方、酒類販売業向け販売管理や静脈認証による勤怠管理といったASPサービス(ちゃっかりシリーズ)も提供しております。
また近年積極的に海外進出を進めており、2005年の6月には中国大連に子会社を設立し、2006年12月には北京とソウルにも拠点を設け、現地での製品プロモーションに注力しております。 <お問い合わせ>
株式会社エイ・アイ・エス
TRANS事業担当 廣岡 英雄(ヒロオカ ヒデオ)
http://www.a-i-s.co.jp

日本オラクル社のエンドースメント

日本オラクルは、エイ・アイ・エスの海運業向け業務アプリケーション「TRANSシリーズ」が、JAVAによる再構築に伴い、日本オラクルの「Oracle Application Server 10g」に対応したことを歓迎します。 本対応により「TRANSシリーズ」はより安全かつシームレスに地方や海外の拠点からインターネット環境で業務アプリケーションを利用できるようになります。

日本オラクルは本製品提供を通じてエイ・アイ・エスの本分野でのビジネス強化を支援します。
日本オラクル株式会社
常務執行役員
システム製品統括本部長
三澤 智光
日時

2007.06.22

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